引越し時に起きがちなトラブルの対処法とは?予防策も知っておこう!

公開日:2021/07/15  最終更新日:2021/06/29

新生活に向かってスムーズに済ませたい引っ越し。慎重に準備を進めていても、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。ここでは、よく起こるトラブルの内容や対処法、予防策について解説していきます。トラブルに巻き込まれないことが一番ですが、トラブルが発生した場合でも慌てずに対処できるように役立ててくださいね。

引越し時に起きがちなトラブル

では、引っ越しの時にはどのようなトラブルが起きやすいのでしょうか。いくつかの事例を紹介していきます。

まずは、「荷物の傷や破損、紛失」です。引っ越し業者の梱包が不充分であることや、荷物の扱いが乱雑であることが原因で、家具や荷物に傷がついたり、破損したりすることがあります。引っ越しの時、テーブルやベッドなど大きな家具は解体して運搬しますよね。引っ越し業者が力任せで解体し、パーツを破損させ、引っ越し先で組み立てられなくなってしまうこともその一例です。また、それまで問題なく使用していた家電の電源が入らなくなる事例も珍しくありません。

家具家電など家財道具の破損だけではありません。家財道具を新居に設置する際、家の壁や床などを傷つけてしまうなど、荷物を丁寧に扱わないことによるトラブルは数多く発生しています。こういったトラブルの際には、修理対応が基本となりますが、外傷が見受けられない家電の故障は、補償対象にならない場合があるので注意が必要です。海外からの引っ越しの場合は、荷物の紛失も起きやすいトラブルの一つです。

次に「引っ越し業者の遅刻」です。時間のかかる引っ越しは予定通りスムーズに進めたいですよね。それなのに、予定の時間になっても引っ越し業者が来ないということがあります。もっと悪いパターンとしては、遅刻の連絡さえ来ないというケースでしょう。

遅刻の原因としては、想定外の交通渋滞が考えられます。しかし、午後からの引っ越しの場合には、前の現場作業に時間がかかりすぎてしまい、それが遅刻につながることも。どちらの場合にも、遅刻の場合には業者から連絡が入ります。連絡なく引っ越し業者の到着が大幅に遅れ、作業が遅れたり、当日の作業ができなくなったりした場合は、補償の対象になることがあります。

最後に「引っ越し料金のトラブル」です。費用の請求書に依頼した覚えがない追加料金が入っていた事例や、契約していない引っ越し業者が勝手にダンボールを置いていき、ダンボールの料金を請求されたという事例があります。追加料金の基準は各社で異なりますので、引っ越し作業に入る前にあらかじめ確認しておくようにしましょう。また、契約していない業者からダンボールなどの部材が届いた場合には、絶対に使用しないでくださいね。

引越し時にトラブルが起きた際の対処法

では、実際にトラブルが起きてしまったら、どうしたらよいのでしょうか。まずやるべきことは、引っ越し業者への問い合わせです。引っ越し業者の多くはお客様相談窓口やカスタマーセンターを設置しています。国土交通省が告示する標準引越運送約款では、荷物の破損や紛失が発生した場合、3か月が経過すると事業者の責任義務が消滅すると定められています。荷物の破損・紛失に限らず、トラブルが発生した場合はできるだけ早く引っ越し業者に問い合わせをしてくださいね。

トラブルの中には、引っ越し業者との間で解決できない場合があります。そんな時には、公共の専門機関に相談することがおすすめです。公正な立場から商品やサービスの相談に対応してくれます。

各都道府県には消費生活センターが設置されています。消費生活センターでは、商品・サービスについてのトラブルを解決するために、必要な情報提供を受けられ、そのトラブルに関する専門家を紹介してもらうこともできます。消費生活センターの電話番号などの詳細は、各自治体のホームページから調べられるので、最寄りの消費生活センターに問い合わせるとよいでしょう。

引っ越しトラブルの相談窓口としては、他にも国民生活センターや国土交通省ホットライン、全日本トラック協会などがあります。また、民事調停に申し込むという手もありますので、引っ越し業者との間で解決できなかったとしても、泣き寝入りせずに相談してみてくださいね。

引越し時のトラブルの予防策を知っておこう!

トラブルには巻き込まれないのが一番ですよね。ここでは、引っ越しトラブルを未然に防ぐためのポイントをお伝えしていきます。引っ越し前にできる予防策は「複数の業者を比較検討した上で契約すること」です。

見積もりの内容確認では、必ず追加料金が発生する基準を聞いておきましょう。また、業者の損害保険の加入状況も気になるところです。万が一、トラブルが発生しても、業者が損害保険に加入していれば賠償対応してもらえるからです。補償内容・補償範囲も確認しておきましょう。

そして、スケジュール調整も含め、できるだけ文書でやり取りをして行き違いを防ぐこともお互いのために大切です。正式な契約前に署名・捺印をさせようとしたり、引っ越しに使うダンボールを勝手に送り付けてきたりする業者には要注意です。

次のポイントは「引っ越し前と引っ越し後の状態チェック」です。家具や家電に傷がないか、紛失している荷物がないか、部屋の床や壁・天井に傷がないか、引っ越しの前後でチェックしてくださいね。新居だけではなく、旧居の部屋も忘れずに。部屋や家財、荷物の外傷がある場合には、スマホなどで撮影しておいてもいいかもしれません。気が付いたら速やかに引っ越し業者に問い合わせしてみましょう。

 

ここまで、引っ越し時に起きがちなトラブルの内容や対処法、予防策についてお伝えしてきました。起きやすいトラブルとその対処法を知っておくことで、運悪くトラブルに巻き込まれてしまっても焦らずに行動できるのではないでしょうか。また、トラブルの中には未然に防げるものもあります。少し手間が掛かってしまいますが、必ず複数の引っ越し業者を比較検討し、安心して任せられる会社に依頼するようにしてくださいね。

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